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猫をとりまく現状

猫にまつわるトラブルは人の問題だと言われます。
猫にまつわるトラブルが起きてくるのは、自然に人の手が入り、
人口が密集する市街地化された場所に顕著です。
人にとっての便利さ、快適さが求められた街では、
外で生きることを余儀なくされているノラ猫達にとって地面が少なくなり、
近くの家の庭をトイレ代わりにせざるを得ず、猫嫌いに出会う確立が高くなり、
結果として人から悪者扱いされる事になります。
その背景を前提にして、今の問題を箇条書きにすると、


  1. 猫嫌いの人は、猫が居なくなって欲しいと思いながらも何も出来ない
  2. 猫飼い主の中には、手術をしないで猫を外出自在にしている。結果的に外でノラ猫を増やしている
  3. 猫飼い主の中には、飼猫が産んだ子猫を捨猫する
  4. 猫飼い主の中には、保健所に繰り返し殺処分依頼する人が居る
  5. ノラ猫の世話をする人は、殆どの場合、猫嫌いからの苦情を避けるために隠れて餌やりをする。結果的に後始末が出来ない場合が多くなり、猫嫌いからの攻撃対象になってしまう


問題の解決手段は

  1. 猫の不妊化の必要性を広く啓発すると同時に、不妊化の為の支援体制を具体化する
  2. 猫の存在は否定のしようの無い事実。だったら如何に付き合って行くのかを猫嫌いに知らせる実践をする
  3. 猫の世話ができる、したい、と思う人が正々堂々と世話ができる様に、地域から協力を得る働きかけをする
  4. 地域からの理解を求める方法として、手術費用集めと広報を兼ねて地域バザーを開き、対話できる関係を築く
  5. ノラ猫達の特別手術費用を設けてもらえる獣医師の支援を求める
  6. ノラ猫の不妊化手術に対する行政の支援を実現する様に、明快で説得できる活動を行い、働きかけをしてゆく

いずれにしても猫達の不妊化手術を進め、地域ぐるみで終生の世話ができる環境を
整えることで猫トラブルをなくして行けます。
突然ですが、「フェボナッチの法則」という、自然を支配している特定の数値の研究が
あるそうです。それはインフルエンザ流行時に当てはめると、
ワクチン接種割合が7割に達すると発症が減少してゆくということです。
猫の不妊化手術率が7割を超えると、出生率はぐんぐん少なくなって行くことになります。
それは猫達が大事にされる時代の始まりです。7割、70%の不妊化率。
これは努力目標として何と具体的で魅力的な数値でしょう。



不妊・去勢手術の必要性

生後6ヶ月で妊娠・出産可能になり、また年間3回以上出産する猫もいます。
1年間で子、孫、ひ孫まで合わせて50頭以上の家族になる可能性もあります。
餌やりだけを続ける事は、ノラ猫を増やす手助けをし、
結局は猫の生存環境を悪化させることになります。
生まれたらもらい手を捜せば良いと考えるかも知れません。
しかし、現実には里子に出られる猫の確率は、
生まれてくる猫達のほんの数パーセントでしかありません。



不妊去勢手術をすると

不妊・去勢手術によって、単に子猫が生まれなくなるだけではなくて、
健康管理にとっても有効なのです。
オスにもメスにも発情期のストレスから解放されます。
オスは発情による徘徊やライバルとのケンカがなくなる事や、
精巣や前立腺疾患を予防できます。
メスの場合は卵巣や子宮の病気が防げ、発情前に手術をすれば、
乳腺腫瘍が発生しなくなります。